カクレクマノミのいじめ対策について解説

アクアリウムの知識

カクレクマノミが他の魚を追い回して動きが鈍くなったりヒレがボロボロになってしまってませんか?

見てるだけでかわいそうになってしまいますよね。

僕の水槽内でもカクレクマノミがいじめをして魚が死んでしまいそうになったことがありました。

今回はその時の対策についてお伝えします。

カクレクマノミのいじめ対策

・隔離する
・水槽のレイアウトを変える
・新しくイソギンチャクを入れる

いじめの詳細について

いじめが始まったのはカクレクマノミが我が家にきて2ヵ月ほど経ったときです。

最初は3匹仲良かった(?)のですが、次第に1匹に対して2匹がピクピクと痙攣して降伏し始め、
最終的には2匹(以下、ジャイアンとスネ夫)が1匹(以下、のび太)をいじめ始めました。

ヒレが裂けたり、尾ひれをかじられたりで体がボロボロになり、体表の色も薄くなってしまいました。

水槽の隅で体を休めてます。

最終的にはライブロックの陰に引きこもってしまいました。

ちなみに、のび太がライブロックに引きこもってるにも関わらず、
ジャイアンとスネ夫は威嚇行為をやめませんでした。

このままだと死んでしまうと思い、対策を練ることにしました。

隔離する

僕がまず行ったのは隔離です。

のび太をいじめた罰としてジャイアンとスネ夫を隔離することにしました。

隔離する手段としては水槽用の隔離ケースやセパレータが売っていますが、
たまたま家にあった鉢底ネットと紐を使用して自作しました。

ただ、作る手間や後述のデメリットを考えると専用のケースやセパレータを購入したほうが楽です。

100均で買った一枚100円の鉢底を2枚使用してます。

合計200円です。

さらに、水槽にフックを貼り付けます。

シールなので後で剥がせます。

逆向きに貼ったのは紐をひっかけるためです。

このフックに紐をひっかけて先ほどの鉢底ネットで作ったケースを設置するとこんな感じになります。

写真これしか撮れなかったのですが、サザエがケースに張り付かなければケースが水面まで浮上するのでカクレクマノミは逃げれなくなります。

サザエがくっつくと重みで隙間が空いて逃げ出してしまうことがデメリットの一つです。

これなら空気は問題ないし、餌もいつも通りあげられます。

ただし、しばらくするとコケが大量発生します。

汚いです。

掃除が大変です。

さらに、ャイアンとスネ夫の元気が次第になくなっていきました。

餌もあまり食べなくなってしまい、
最終的には横たわるようにしてあまり動かなくなってしまったのです。

これはまずい。

おそらく、隔離ケース内の酸素が足りていないのかもしれないと推察しました。

考えた末、2匹を水槽に戻すことにしました。

隔離期間は約2週間。

2週間じゃ意味ないかも・・・と不安でしたが、
いじめはすっかりなくなり今は3匹仲良く(?)泳いでます。

水槽のレイアウトを変える

実は、隔離ケースから水槽に戻す前に水槽内のレイアウトも変更しました。

小物のドラム缶を取り除いたり、ライブロックの位置を変えたりしました。

このドラム缶を水槽から取り除きました。

レイアウトを変えることで縄張りがリセットされます。

隔離策とレイアウト変更によっていじめがなくなったのかもしれません。

新しくイソギンチャクを入れる

これはレイアウトを変えるのと効果が似てるのですが、
イソギンチャクを入れることで縄張りが変わり、結果的にいじめがなくなる可能性があります。

ただ、イソギンチャクは割高だし水槽内の環境もイソギンチャクに適した環境ではなかったので
僕は見送りました。

隔離してもレイアウトを変えても効果がない場合、試してみる価値はあると思います。

まとめ

・いじめてるorいじめられてるカクレクマノミを隔離する
・水槽内のレイアウトを変えて縄張りをリセットする
・イソギンチャクを投入して縄張りを変えてみる

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