カクレクマノミのペアリングについて

アクアリウムの知識
この記事はこんな方によく読まれています。

・カクレクマノミって勝手にペアになってくれるのかな?
・どうなったらペアになったと判断できるんだろう?

クマノミのペアを作る方法を知っていますか?

カクレクマノミを複数体とイソギンチャクを水槽に入れる方法
ペアになる確率が高いです。

カクレクマノミを適当に水槽に入れるだけではペア成立の可能性は低いです。

ペアを作って繁殖させたいと思っている方へ、
ペアリングの方法をお伝えします。

カクレクマノミのペアリングとは?

ペアリングとは夫婦を作ることです。

通常、カクレクマノミはオスとメスにわかれていません。

ペアになることでオスとメスに性転換します。

このとき、体が一番大きい個体がメスに、2番目に大きい個体がオスに性転換します。

複数体いる場合、それ以外のカクレクマノミは繁殖能力をもたない(オスとメスの区別がつかない)ままの個体となります。

ただ、後述する方法を行ったとしても確実にペアになるとは限りません。

カクレクマノミを確実にペアにする方法は確率されていないようです。

環境や個体の相性で決まるのだと思われます。

なので、どうしてもペアを作りたい方は後述する方法を根気よく試していただくか、
お店でペアとして販売されている生体を購入することをおすすめします。

ペアリング方法

カクレクマノミを複数体水槽に入れる

できるだけ多くのカクレクマノミを水槽内に入れます。

多ければ多いほどペアリングの確率は上がりますが、
多く入れるだけ糞や餌の食べ残しによって水質が悪くなるので魚にストレスが溜まってしまいます。

このストレスによって争いが生じることもあるので、5~6匹ほどがよいかと思います。

イソギンチャク投入

次にイソギンチャクを投入します。

イソギンチャクはカクレクマノミの闘争心を煽るためです。

カクレクマノミはペアで一つのイソギンチャクを縄張りとします。

イソギンチャクを入れることで縄張り争いが起き、ペアが作られやすくなるということです。

2匹のカクレクマノミ以外は追い出されてイソギンチャクに入れない状態になれば成功です。

1匹のカクレクマノミがイソギンチャクを独占してしまったら残念ながら失敗です。

僕の場合、イソギンチャクではなく「いそぎんちゃくん」を入れたことで喧嘩が始まったので、
必ずしも生きたイソギンチャクでなければならないというわけでもないようです。

まとめ

・ペアリングとは夫婦を作ること
・カクレクマノミ複数体とイソギンチャクを水槽に投入することでペア成立のトリガーとなる
・「いそぎんちゃくん」でも争いは起こる

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