ライブロックのキュアリングについて解説!

アクアリウムテクニック
この記事はこんな方によく読まれています。

・ライブロックが欲しいけど、何か準備は必要?
・入れるときの注意点は何だろう?

ライブロックを買ったら水槽に入れる前にまずやるべきことを知っていますか?

それは「キュアリング」です。

キュアリングとは簡単に言うとライブロックの掃除です。

キュアリングをせずに水槽に入れてしまうと水槽内の水質が悪化してしまいます。

いきなりキュアリングをしろと言われてもやり方がわからないですよね。
なので今回は、キュアリングの方法についてお伝えします。

ライブロックとは?

ライブロック(Live Rock)とは普通の石ではなく死んだサンゴの骨格などに生物が付着している石で、
その名が示す通り生きている石です。

水槽内の水質を良くしてくれるバクテリアから貝、ウニ、イソギンチャクなど普通の生物がくっついていることもあります。

ライブロックの採取は禁止されているので、自分で調達することはできません。

ライブロック自体にサンゴの幼体など希少生物が付いていたり、
採取作業自体が環境に悪影響を与える可能性があるためです。

海を守るためなので当然でのことですね。
お店やネットショップで購入しましょう。

ライブロックにキュアリングが必要な理由

バクテリアとか生物がついてるのになんで掃除しないといけないの?

水槽内で生きることができない生き物や
すでに死んで腐敗が進んでいる生物を取り除くために掃除をするよ!

水槽内で生存できない生き物を水槽に入れたら死んで腐敗し、水質の悪化を招いてしまいます。

すでに死んでしまっている生物も水槽に入れると水質が悪化してしまいますよね。

かわいそうですが、そういった生物を水槽に入れないようにするためにキュアリングを行います。
特に海綿類は腐敗しやすいので注意しましょう。

ただ、カニやウニなど水槽に入れても問題ない生き物も付着してる場合があります。

この辺りは個人の判断にお任せしますが、場合によっては取り除くことをおすすめします。
(個人的にはカニやウニ、イソギンチャクなどは大好きなので嬉々として水槽で飼育します。)

まず、カニやイソギンチャクは水槽内の生体を捕食してしまいます。
魚やサンゴを飼育している場合は取り除くべきかと思います。

また、ウニや貝類も大きくなりレイアウトを破壊してしまう恐れがあります。

なので、基本的にはバクテリア以外は持ち込まない精神でキュアリングを行いましょう。

ライブロックのキュアリング方法

キュアリングはとっても簡単です。

①バケツや発泡スチロールなど海水が入る入れ物を用意する
②海水を入れる
③ライブロックを入れる
④強めのエアレーションを行う
⑤水が汚れてきたら水を入れ替える
⑥⑤の作業を行いつつ一週間ほど様子をみる

以上です。

要はライブロックに対して強めのエアレーションを行うだけです。
そうすることで水槽で生きられない生物が死んで腐敗したものを取り除くことができます。

まとめ

・ライブロックはいろいろな生物が付着している石
・水槽内で生きられない生物や腐敗物を取り除くためにキュアリングを行う
・キュアリングはバケツに海水とライブロックを入れてエアレーションを行うだけ

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