・水質検査をしてみたいけどやり方がわからない
・水質検査によってなにがわかるか知りたい
自宅の水槽で水質検査を実施してみたので方法と結果を共有しようと思います。
水質検査に使うもの
今回使用する検査試験紙は「テトラテスト 6in1」です。
![](https://aqua-sekai.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
これ一つで下記6つの成分を検査できます。
- NO2(亜硝酸塩)
- NO3(硝酸塩)
- GH(総硬度)
- KH(炭酸塩硬度)
- pH(ペーハー)
- Cl2(塩素)
これら成分の詳細については別の記事にまとめましたので、気になるようでしたらこちらをご覧下さい。
検査方法
使い方は簡単、水に1秒浸すだけです。
![](https://aqua-sekai.com/wp-content/uploads/2022/09/水質検査方法_511x681.jpg)
浸した後は余分な水分を切って1分ほど待ちます。
この時、KHとpHの距離が近すぎて色が混ざってしまうのでKHとpHの間をティッシュでやさしく水分をぬぐい取るときれいに結果が見れますよ。
検査結果確認
検査結果はこちらです。
![](https://aqua-sekai.com/wp-content/uploads/2022/09/水質検査結果その1_511x681.jpg)
検査紙を一番左に置き、検査結果を色で確認します。
「Safe」と「O.K.」は問題なし、「Water change」と「Use AquaSafe」が問題ありです。
ところどころ問題ありそうに見えますが・・・ひとつずつ確認します。
NO3(硝酸塩)
測定結果は100あたりの色でしょうか?
換水を勧められてます。
検査した日は前回換水してから日数が経っていたので硝酸塩が溜まっていたのだと考えられます。
換水時期が目で見てわかるというのはすごくいいなと思いました!
NO2(亜硝酸塩)
亜硝酸塩は0ですね。
まったくピンクになっていません。
これは水槽内のバクテリアがちゃんと機能していることを示しています。
水槽立ち上げ後にバクテリアが十分繁殖しているかチェックできそうですね。
GH(総硬度)
8°を指しているため問題なさそうです。
今回は海水の水質を測ったので高めの値が検出されたのだと考えられます。
海水の場合、人工海水を作るときの塩に含まれてるミネラルによってGHが高くなります。
ちなみに、値が高めなので「硬水」であると示してます。
KH(炭酸塩硬度)
15°あたりを指しているように見えます。
少しオーバー気味ですね。
KHはpHが安定しやすい、サンゴの育成に欠かせないものです。
僕の水槽には消費されないからたくさんあるのでしょうか・・・?
pH(ペーハー)
pHは8.4で最高値をたたき出してます。
海水の場合、アルカリ性に傾くのでむしろ高くなければいけないのですが、今回の検査紙だと具体的な数値がわかりません。
高すぎても問題あるので、今度pH値をしっかり測れる検査キットを購入して測ってみようと思います。
Cl2(塩素)
Cl2は0.8あたりでしょうか。
少し多いようです。
換水の際、きちんとカルキ抜きでカルキを抜き切れてない可能性があります。
次回換水時から少し多めに入れて様子を見ることとします。
検査してみた感想
今回検査しただけで様々なことがわかりました。
- そろそろ水替えの時期
- 水槽内のバクテリアは十分足りていて、機能している
- 水替え時のカルキ抜きがしっかりできていない
水槽内の状況も把握できましたが、水質について詳細を調べることで今後水槽のトラブルが発生したときのトラブルシューティングもしやすくなると感じました。
水質を検査したことがない方はぜひやってみましょう!
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