海水魚を飼育する水槽には適したライトが必要です。
初めてライトを購入する場合、どれを選んで良いかわからないかもしれません。
しかし、ライトの選び方は生体の飼育環境によって異なります。
飼育する生体によってライトを選んでみてください。
今回は、海水魚を飼育するためのオススメのライトについて解説します。
参考にしてみてください。
ライトを考慮して購入する必要が場合
水槽にライトが必要かどうかは、飼育する生体によって異なります。
魚や甲殻類を飼育する場合は、水槽セットに付属しているライトや安価なライトで十分です。
しかし、イソギンチャクやサンゴなど光合成が必要な生体を飼育する場合は専用のライトを購入する必要があります。
通常のライトでは光量が不足し、光合成によって得られる栄養が足りなくなり、長く飼育することができないためです。
イソギンチャクやサンゴを飼育している、または飼育を考えている場合は、専用のライトを購入することを考えましょう。
なんでもいいから水槽用ライトが欲しい人
水槽には、サイズに合ったライトが必要です。
なんでもよいのであれば、国内の会社から発売されているライトが信頼性が高くオススメです。
コストを抑えたければ、こちらのライトもオススメです。
こちらのライトは収縮可能なブラケットを持っているため、サイズが小さいにも関わらず大きな水槽でも使用することができます。
光量は十分で、色合いも良いです。
ただし、ブラケットを伸ばすとライト自体の重量で中央が凹んでしまうことがあるため、水槽のサイズに合ったライトを選ぶことをオススメします。
イソギンチャク、サンゴを飼育するための高性能ライトが欲しい人
イソギンチャクやサンゴなど、光合成が必要な生体を飼育するためには、高性能なライトが必要です。
高性能なライトとは、具体的には以下のような機能があるライトを指します。
- 海中では青以外の光が吸収されるため、青い光を強く発光するライトが望ましい
- 波長は400nm~500nm、色温度は10000K~20000Kが最も適している
このような理由から、高性能ライトは少し値が張りますが、イソギンチャクやサンゴなどを長期的に飼育するためには必要な費用です。
ゼンスイ nano LEVIL BLUE / ナノ レビル ブルー
こちらは上置き型のライトです。
上置き型のライトは水槽全体に光を均等に行き渡らせることができるため、イソギンチャクやサンゴ以外の生態も飼育する際には最適です。
スポットライトは狙った場所に光を当てることができますが、水槽全体に光を届けられないことがあり、追加のライトを購入する必要があることが多いです。
さらに、スポットライトは電球のみ販売されており、ライトスタンドが必要になります。
また、ライトスタンドはクリップ型が多いため、上部フィルターと併用できない場合があり、設置場所にも制限があります。
対して上置き型のライトは水槽の上に置くだけなので、設置が簡単です。
・設置が簡単
・水槽全体に光が行き届く
Grassy LeDio / グラッシーレディオ
こちらはスポット型ライトとなります。
スポットライトは単体で水槽全体を照らすことは苦手ですが、特定の場所に強力な光を当てることに長けています。
そのため、メインライトの補助として使用することもできます。
ただし、30cm水槽であれば水槽全体を照らしてくれるので十分です。
種類がたくさんありますが、青色が強い「コーラル」がオススメです。
海中では青以外の光が吸収されるため、青色の光によって光合成をおこなうためです。
グレッシーレディオには専用のクリップ型ライトスタンドが販売されています。
とくに理由がなければ、専用のライトスタンドとセットで購入することをオススメします。
これにより、水槽に適した設置ができます。
・特定の場所に強力な光を当てることに長けている
アクアシステム アクシー ファイン スポット
こちらもスポット型ライトとなります。
長所は何と言っても価格です。
約2000円前後とお求めやすくなっています。
ただ、スペックについては詳細に記載されておらず、終売予定となっているため、今後販売されなくなる可能性があります。
2023/1/24現在はまだ販売されているとのことです。
このライトにはホワイト、ブルー、ディープブルーの3種類がありますが、どの電球も400nm付近の波長が多く含まれているため、どの電球を選んでも問題ないと思われます。
このライトを使用しているうちのイボハタゴイソギンチャクは半年ほどぬくぬくと生活しており、光量や波長については問題ないと考えられます。
専用のライトスタンドもあるので、購入の際には忘れずに購入するようにしましょう。
・費用を抑えたい人にオススメ
・詳細なスペックがわからない
・公式サイトに終売予定と記載されているので販売されなくなる恐れあり
・イボハタゴ程度であれば半年は生存可能(2023/1/24)
最後に
今回は海水魚水槽のライトについてまとめました。
・国内の会社から販売されている信頼性の高いライト
・水槽全体に光を均等に行きわたらせることができる上置き型ライト
・特定の場所に強力な光を当てることができるスポット型ライト
・コスパ抜群。アクシー ファインスポット
ご自身が飼育している生体に合わせたライトを用意しましょう。
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