海水魚飼育初心者におすすめの底砂を解説!

アクアリウムの知識
この記事はこんな方によく読まれています。

・底砂にはいろいろな種類があるけど、どう違うの?
・初めて海水魚水槽を始めるならどれがいいの?

お店で扱う底砂にはいろいろな種類がありますが、なぜ複数種類用意されているかご存じですか?

それは、水槽ごとに必要となる底砂の種類が異なるからです。

底砂によって病原菌が溜まりやすかったり、最悪の場合生体が死んでしまうこともあります。

なので、この記事を見て底砂のことを学び、ご自身の水槽に合う底砂を用意しましょう!

底砂の種類

海水魚水槽に底砂が必要な理由、メリット・デメリットは別の記事を参照ください。

サンゴ砂

サンゴ砂の砂粒は大きく分けて3種類あります。

・パウダータイプ
・細目タイプ
・中目タイプ

パウダータイプ

パウダータイプはサラサラとした感触のサンゴ砂です。

一粒一粒が細かくてライトの光を反射して水槽内がとてもきれいに見えるようになります。

また、砂が細かいので砂に潜ったり体をこすり付けるような魚の体を守ってあげることができます。

ただし、砂が細かいということは舞い上がりやすいということでもあります。

掃除のときや魚が引き起こした水流によって砂が舞い上がると同時に病原菌も水槽内に巻き散らかされます。

水槽メンテナンスの時は生体を別の容器に入れ替えるなど対策をして、
それでもなお病気にかかってしまうようであれば砂自体を変えることを検討しましょう。

細目タイプ

細目タイプはザラザラとした砂利のようなサンゴ砂です。

パウダータイプよりも一粒が少し大きい分、舞い上がりにくくなっています。

また、砂粒の大きさは貝やハゼなどのコケ取り要因がコケを食べやすいサイズになっています。

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中目タイプ

中目タイプは一粒一粒が1~3cmほどと大きめのサンゴ砂です。

砂底としてではなくろ材として使用されています。

僕が海水魚水槽を立ち上げたときは何も知らずに底砂として利用していました。

パウダータイプタイプや細目タイプよりも粒が大きく、砂と砂の間に空間ができます。

そこに餌の食べ残しや糞が溜まりやすく、水質悪化を招いていました。

また、砂の一粒一粒にコケが生えてしまい、景観を損ねます。
なにより掃除しにくくてストレスが溜まります。

そのため、あまり砂底としての用途はおすすめしません。

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アラゴナイト

アラゴナイトとは、貝や海藻などの化石が細かく砕けたものです。

砂粒の大きさはパウダータイプと細目タイプの中間といったところでしょうか。

サンゴ砂より水中に成分が溶けやすく、栄養豊富な海水になるため、サンゴの飼育におすすめです。

また、バクテリア付きのアラゴナイトというものが販売されています。

これを底砂に使うことで水槽の立ち上げが速くなります。

僕のメイン水槽でも使用しています。

初心者におすすめする底砂

初心者におすすめするのはサンゴ砂の細目タイプです。

パウダータイプは見た目はきれいですが、管理がしづらいです。

中目タイプはゴミが溜まるのもそうですが、コケが生えて景観を損ねるので個人的にはおすすめしません。

アラゴナイトはバクテリア付きという点はおすすめできますが、メンテナンスの際に砂が巻き上がっているので初心者におすすめはできない印象です。

その点、細目タイプなら砂が巻き上がりにくいしコケ取り生体がコケを食べやすい大きさになっているので初心者におすすめです!

まとめ

・底砂には大きく分けて「サンゴ砂」と「アラゴナイト」の2種類がある
・初心者におすすめする底砂は「サンゴ砂 細目タイプ」

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